外壁選びて特に悩まないですか?
なぜかというと、外から見た時に最も人の目に触れる部分だからです。
いわば僕たちの家の顔みたいなものですよね。
色合いやタイルやサイディング等の資材でガラッと見た目が変わります。
主役であるため、適当に選びたくないですよね。
安易にサイディングにしたことで、よくある見た目になってしまい差別化できなかったり。
特に外壁は種類が多く、優柔不断よりな性格の方はめちゃめちゃ悩むと思います。
ではどのポイントをみて選んでいくとベターなのかについてお話します。
外壁の選び方3選
- 機能性に優れているか
- コスパで選ぶか
- おしゃれ、可愛らしいデザインなのか
僕が県民共済住宅で、外壁をどうするか考えた時に具体的に意識したポイントをお話しします。
機能性について
・耐久性、断熱性、遮音性、防火性、耐震性、メンテナンス性に優れているか?
コスパで選ぶ場合
・標準仕様のラインナップの中から、価格が高いものを選ぶ。またはオプション費用をかけてでも、外壁タイルにこだわりたい。
・他のホームメーカーのタイルは高額であるため、割安にタイルを選択できる県民共済住宅でタイルの外壁で家づくりをする。
デザインにこだわるときのポイント
特に外壁の塗料の色についてもこだわって選んで家づくりをする。
以上のポイントを意識して、サイディング、パワーボード、タイルから選んでいくようになると思います。
ちなみに僕は旭化成のALCヘーベルパワーボードを選びました。
パワーボードの種類はジーファスタイル75を選んでいます。
県民共済住宅標準仕様で選べるパワーボード
フラットパネル
ジーファスチェック75
ジーファスタイル50
ジーファスタイル75
タテライン50
砂岩ブロック
シェイドカット
レリーフ木目
ヘーベルボードに吹付
シャイニートーン 大橋化学
パワーボードは、旭化成が販売している外壁材です。
次に旭化成のメリット・デメリットをお話します。
パワーボードのメリット
耐久性が高い
パワーボード外壁はコンクリートの一種で、薄い板状の外壁材であるサイディングなどよりも強度が高く長持ちです。
また厚みがあるので、一般的な外壁材よりも破損しにくいという特徴があります。
環境にもよりますが、耐用年数が長いためメンテナンスの頻度も低く長持ちする住宅を建てたい場合にもおすすめできる外壁材です。
断熱性が高い
パワーボードはコンクリートの一種なので断熱性も高いです。
断熱性が高いので、空調の効率も良く、暑さ寒さにも対応しやすくなります。
冷暖房の効率を上げたい、外気の温度の影響を減らしたいという場合の使用に向いています。
遮音性が高い
パワーボードは厚みもかなりある外壁材なので、遮音性が高いというメリットも。
遮音性が低いと言われる金属性の外壁材に比べると、防音性能が高くなっています。
外からの音の遮断も効果的ですが、内側からの遮音にも効果的です。
ピアノなどの楽器を演奏したい場合にも防音の効果が期待できるでしょう。
防火性が高い
パワーボードは防火性能も高い外壁材です。
隣家で火事が起こっても延焼しにくいなど、火事による被害を軽減する効果が期待できます。
周囲に木造の住宅が密集しているなど、火災の影響を受けやすい地域に住宅を建てる場合にも、おすすめの外壁材です。
防災性が高い
パワーボードはかなり軽量な外壁材です。
そのため、建物の重量の増加を抑えることができ、耐震性をアップさせることができます。
地震によるダメージを軽減する効果が期待できる外壁材です。
日本は地震の頻度がとても多い国です。地震対策は必須であるため、意識していきましょう。
メンテナンス性が高い
パワーボードは乾燥に強く、ひび割れが起こりにくいというメリットがあります。
そのため、ひび割れや感想による塗装の劣化などが起こりにくく、メンテナンスする回数を少なく抑える高価が期待できます。
耐用年数の長い塗料を使用することで、よりメンテナンスの頻度を減らすことができます。
外壁のメンテナンス費用をできるだけ削減したいという場合にも向いている外壁材です。
パワーボードのデメリットについて
つなぎ目が多い
パネルのサイズが小さく設計されているので、その分つなぎ目が多く雨漏りリスクが高いデメリットがあります。
劣化対策として、シーリング材でつなぎ目をしっかりと埋めることが大切です。
防水性が低い
ALCパネルは耐候性が低いというデメリットがあります。
内部の気泡部分に水が侵入してしまうと、膨張やひび割れの原因となります。
ALCパネル自体やシーリングの劣化を防ぐためには塗装をして防水性を高める必要があります。
他の外壁材より費用がかかる
外壁材としての機能が高く耐久性もあるALCパネルは、他の外壁材と比べると価格が高い傾向があります。
【外壁材の価格目安】
窯業系サイディング:3,000円〜
金属系サイディング:4,000円〜
ALCパネル:7,500円〜
タイル:10,000円~
まとめると・・・
ALCパワーボードは耐用年数が長いためコストパフォーマンスが良いメリットがあります。
定期的なメンテナンス費用がかかることからトータルコストを考慮しておきましょう。
参考:県民共済住宅標準仕様で選べた外壁
サイディング
旭トステム
ニューグレースタイルVZ
モザイクストーンVZ
KMEW
エクセレージ 光セラ15 アセッツ15
エクセレージ 光セラ15 レマーレ
ニチハ
フュージェ ラシュリーズ
フュージェ ルボン
東レ
トレリードα クレタスL
トレリードα エルアL
旭トステム(オプション)
グストVZ
クアントVZ
フルクロVZ
タイル
LIXIL(オプション)
セラヴィオS
ベルニューズ
(現在とは変わっている可能性もありますので、確認してみてください)