今回は、屋根について、屋根選びのポイントについてお話したいと思います。
県民共済住宅の家で建てる際はいずれかの屋根を選択することになります。
和瓦
- 三州いぶし 丸栄陶業
- 三州銀黒 シノゲン瓦工業
洋瓦
- サンレイ 鶴弥
- フラット瓦 山平
- プライム40 三州野安
- 発泡コンクリート瓦
- ルーガ鉄平 KMEW
ガルバリウム鋼板
- 横暖ルーフ ニチハ
屋根選びのポイントをお話しします。
屋根を選ぶときに考えるべき3選
- 耐震性能が良い
- 屋根資材の性能
- 建物の外観とのバランス
僕が選んだ屋根資材は発泡コンクリート瓦のルーガ鉄平です。
なぜ選んだか?
1 耐震性能が優れているという点
2災害に強い
3ALC外壁にも違和感なく見られるデザイン
そう判断したからです。
ルーが鉄平の耐震性能についての記載がホームページにこうあります。
・一般的な陶器平板瓦と同等の厚みを持ちながら、ROOGAの重量はその約1/2という軽量設計
・屋根が軽いと住まいの総重量を軽く、重心も低くできるため、地震の際に建物にかかる力を小さくできる
災害対策の強みはこうです。
・大半の雨水は高精度なジョイント部分と防水堤で浸水を防ぐ
・重なり部分に浸入した雨水も新設計の水切り形状によってスムーズに逃がしす
・一枚一枚の屋根材を専用のクギでしっかり固定する独自の工法
・強風による屋根材の飛散やズレ、さらに地震の強い揺れによる屋根材の落下、ズレも防ぐ
見た目やメンテナンスについてはこうです。
・無機系塗膜「グラッサコート」は、色あせの原因となる紫外線から鮮やかな色、光沢をまもり、美しさを長期間キープし続ける
このように優れた機能性、デザイン性を持っているのが特徴であり、コスパ的に秀でていると判断しました。
昨年の話ですが、2019年10月25日に関東地方で記録的な大雨が降りました。
その時でも我が家は問題なく、安全に過ごすことができました。
僕は屋根を含めて、災害に強い建物作りを心がけました。
僕はルーガ鉄平を選びましたが、和瓦、洋瓦、ガルバリウム鋼板についても確認してみます。
和瓦
粘土瓦は、粘土質の土を瓦の形に成型し乾燥後、1000度~1250度ぐらいで焼いた屋根材です。
日本瓦や和瓦と呼ばれています。
- 粘土瓦は陶器のため、耐久性が高く、メンテナンスも基本的には不要
- 他の屋根材と比べて重量があるので耐震性は劣る
- 漆喰部分には定期的なチェック、補修が必要
洋瓦
洋瓦は、大きく分けると「粘土瓦」と「セメント瓦」の、2タイプがあります。
・粘土瓦の耐久性が40~50年以上であることに対し、セメント瓦は10~20年位の周期で塗り替えが必要
・重量があるため耐震性能に難あり
ガルバリウム鋼板
ガルバリウム鋼板は、55%ものアルミメッキで覆われている鋼板です。
・金属なので軽量で、加工性にも優れている
・雨音を抑えるため、表面に石粒を付着させて防音性に優れている
・施工時にガルバリウム鋼板下に断熱材を敷いて断熱性が高い
まとめると
- 耐震性能に優れ災害対策に秀でたものを選ぶ
- その中で、建物の外観とのバランスの調和があったものを選ぶという方法をオススメします。
屋根は外壁とのバランスが大事になるので、セットで考えると良いですね!おしゃれな見た目にもこだわってみてください!